「機動隊員等を励ます会」とは
極左過激派集団の暴力闘争が激しかった昭和40年代後半には、あさま山荘事件や三菱重工ビル爆破事件など、社会を震撼させる多くの騒乱事件が頻発しました。治安維持のために身命を賭して警備活動に献身する機動隊員の姿に感動した人々が、政治的主義信条は抜きにした純粋な気持ちで発足させたのが当会です。
昭和49年に任意団体「機動隊員を励ます会」として発足しましたが、昭和51年に社団法人として認可される際、「等」を加えました。「等」は法秩序を守る人達という意味で、機動隊員を励ますとともに、国民の法秩序を守る意識を高めるためでもあります。
爾来50年、機動隊員等の警察官が自らの使命を全うし、より強い自覚と誇りをもって職務に邁進されるよう、ささやかではありますが、民間の立場から物心両面にわたり激励、支援していこうというのが当会の基本的な目的であります。
1.目 的(定款第3条)
当会は、平和な国民生活を守る各種の警備実施活動に対する国民の理解を増進し、
遵法精神の普及高揚を図り、併せて警備実施活動に当たる警察官の士気を高揚することにより、
公共の安全と秩序の維持に寄与することを目的とする。
2.事 業(定款第4条)
当会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)機関紙・パンフレット等の作成、配布
(2)講演会・座談会等の開催
(3)警備実施活動における殉職警察官に対する弔慰及び負傷警察官に対する慰問
(4)大規模・長期または困難な警備実施活動に当たる警察官の激励・慰問
(5)その他当会の目的を達成するために必要な事業
以上の事業は、日本全国において行うものとする。
3.会 員(定款第5条)
当会は、当会の事業に賛同する個人または団体であって、規程により当会の会員となった者をもって構成する。
会員は一般個人会員、特別個人会員及び法人会員によって構成される。